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<本の紹介>レ・ミゼラブル
『レ・ミゼラブル』
著者 ビクトル・ユーゴー
翻訳 豊島 与志雄
ビクトル・ユーゴーが1862年に執筆 したロマン主義フランス文学の小説です。
貧しさのあまりパンを盗んだジャン・バルジャンが悔い改め、正しいことのため
に、自分をとことん犠牲にします。
多くの人を救い、助けたジャン・バルジャンですが、一方で監獄で生まれ、法と
正義だけを信じるジャヴェール警部は過去に罪を犯したジャン・バルジャンを追
いかけ続けます。なにが正義なのかを感じる作品のように思います。
また、この作品は1人の主人公だけではなく、立場や考え方の違う何人かの物語
として書くことによって、激動の時代(フランス革命)の流れそのものを描いた
ような作品です。
様々な立場から、様々な意見がでるような深い作品なので、是非みなさんも読ん
でみて下さい。
広島営業所 江藤