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<本の紹介>珍妃の井戸
「珍妃の井戸」
浅田次郎(著)
本書は浅田次郎の歴史小説『蒼穹の昴』の続巻で、
1898年の義和団の乱で紫禁城内の井戸に落とされ殺された珍妃の死の真相に迫る物語です。
珍妃の死の真相に迫るミステリー調で前作『蒼穹の昴』とはスタイルの違う小説です。
事件の当事者に話を聞きながら真相を解明しようとするストーリーですが証言の全てが肝心なところで食い違い、
「犯人は誰か?」と言うミステリー的な興味を一番に感じながら読みました。
読書の秋の到来です。
興味のある方は是非読んでみてください。
広島本社管理部 亀井