「モンスター」
「女子ならモンスターを読んでみたら??」
と社長のおススメで読んでみました。
最初、書店で見つけたときは買うのをやめようかと思いました(;・∀・)
もともと、本を読むという習慣が身についていない私にはかなりヘビーな厚さの小説でした。
内容もかなりヘビーなお話でした。
容姿に恵まれず、家族からも「ブス」と言われ、ある事件をきっかけに町で「モンスター」と噂されるようになった主人公。
町を出て上京し美容整形手術を繰り返してどんどん綺麗になります。女性としてのステージがどんどん上がっていきます。ステージが上がることによる周りの人間の対応が変化していきます。
別人となった主人公は町へもどりある人との再会を待ちます。
元々、美人で愛嬌のいい人もいます。美人じゃなくても愛嬌のいい人もいます。美人じゃなくて愛嬌がなくても能力やお金のある人もいます。
この主人公にはどれもない。
ただ、美人になることですべてを手に入れた…けども…って話です。
町を出る前の「モンスター」は本物の「モンスター」となって町に帰ってきたわけですが、
なんと言いますか、
この本のタイトルはそういう意味の「モンスター」ではない気がします。
もっと心の深いところの部分だと私は思いました、、、
広島営業所 阿野