本の紹介 「世界から猫が消えたなら」
管理部の金尾です。
今回私が薦めさせて頂く本は、
「世界から猫が消えたなら」
著者/編集:川村元気
この作品は、『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』など、数々の大ヒット映画を製作してきた映画プロデューサー・川村元気氏が、LINE連載小説として発表した初小説です。
余命わずかと宣告された30歳の郵便配達員が、突如現れた“自分と同じ姿をした明るい悪魔”と「世界から何かを一つ消すことで、一日の命を得る」という取引をしながら、かつての恋人、親友、家族との絆を確かめていくお話。最後には世界から猫を消す事より自分の死を選んで・・・。
軽いタッチで書かれていて読み易い本ですが、最後にはホロリとしました。「死」の部分はソフトに描かれていて、「愛」の部分を大事にしている作品だと思いました。
2013年本屋大賞ノミネート、2014年NHKラジオドラマ化(妻夫木聡主演)を経て、佐藤健と宮崎あおいの共演で実写映画化されることが決まったので、本屋さんの店頭にも並んでいますよ。
ぜひご覧下さい。